ちょっと残念な後輩の成長日記

一緒に仕事をしてる新入社員の育成奮闘記。その他、仕事、お金、子育てなど

読書日記(非認知能力の育て方)

最近子育て系の本を読んでます。

 

今日読んだのはボーク重子著の非認知能力の育て方。

 

基本的には、子供を信じること、個性を認めること、子供が楽しめる環境を通じて、子供の能力を最大限に引き出す方法が書いてある。

 

子供がいる親には良書。非認知能力の伸ばし方が理論、具体論共に書いてあり、実践しやすいし、表現もわかりやすく、共感しながら読める。

 

ただ自分が一番印象に残ったのは、さいごに、に書いてある一段落。

 

自分のためならできなかったことがたくさんありました。「もういいや、どうせ無理だから」「もう疲れた」と、自分の仕事でも諦めそうになったことが何度もありました。だけどその度に立ち上がったのは、私の背中を見て育っている娘の存在があったからです。私が諦めたら、私が自分自身を信じなかったら、私が前に進むのをやめてしまったら、一体私はこの子に何を伝えられるのだろう。

 

 

最後の一文が心に響いた。

腐ってる自分が子供に何を言っても見透かされる。人の情熱は伝染する。優秀な人、意欲が高い人に囲まれると自分もそうなろうと思う。

子育ても一緒。

親が人生を楽しんでないと子供も人生を楽しめる子にはならない。なんだかんだ良くも悪くも子供は親の背中を見て育つのだろう。それなら活き活きとして人生を楽しんでる背中を見せたい。

そう思わせてくれた本でした。

 

明日からも頑張ろう。

 

 

ブログのタイトル変えました

来年から新入社員の教育担当になることになりました。

いい子ではあるけど、ちょっと残念なところもあるので、いつか周りから彼優秀だよねって言ってもらえるようにするのが当面の目標です。

 

<後輩君のいい所>

・かなりイケメン。会社入ってからでも、もう数回逆ナンされてる。

・やる気、向上心はある(はず)

 

<ちょっと残念な所>

・納期意識が低い。

・自責より他責の傾向がある。

・プライドが高いのか、自分のミスを認めにくい。(ミスを隠すために嘘をつくことも)

 

そんな彼とのやり取りや感じたことを中心に書こうと思います。

 

それ前にも言ったよね

ということを言う人をよく見ます。

私もその一人です。

 

ただそれを言う人って指導者や上司、先輩としては失格なんだろう。

 

・一回言ったら理解できて当たり前。

 →理解できるように言えてない。理解できるようにするにはどうすればいいか考えてない。

 

・人を育成できると思ってる。

→人を変えることは相当難しい。ほぼできないと思った方がいい。できるのは成長を支援することだけ。支援をして気づいて、行動を変えてくれるのを待つしかない。どういう支援がその人にとって一番効果的かを常に考える必要がある。

 

・相手を否定してるだけ。

→わからないから、覚えてないから聞いてるのに、前にも言ったよねと言ったところで、相手を嫌にさせるだけ。前の言い方が悪かったのか、本人にとっては違うパターンだと認識してるのか、ちゃんと話を聞いてあげる必要がある。

 

ということで、これからも気をつけよう!

備忘

今日は会社を休んで一人で梅田をぷらぷら。

 

朝から漫画喫茶で半藤一利原作の昭和天皇物語を読んで、ダイヤモンドカレーでカツカレーを食べて、スタバで数学して、MARUZEN&ジュンク堂書店で統計と数学の本を物色して、縄ずしで夜ご飯。

ハマチ、サーモン、あじ、ヒラメ、アナゴ、牡丹海老、中とろ×2、ビールで3780円。

ネタも大きめで脂も乗っててコスパ抜群。

また一人の時に行こう。

 

ほんとはホルモン岡田に行きたかったけど、それはまた今度かな。

突然のメール

この前、日経新聞社からメールが来ました。

 

八木洋介さんから名刺をいただいて、メールを送らせていただきました。という八木さんのセミナーの案内でした。

 

八木洋介!!

自分がビジネスの世界で最も尊敬してる人の1人。一回だけ名刺交換をしたことがあるから、それでかと思ったけど、セミナーの金額見たら半日で4万超。。。八木さんクラスならこんなもんか。

 

行きたいけど、ちょっと高いよな。

ちょっと検討しようと思って、受講層とか個人でも問題ないかとりあえずメール返信。

 

そしたら、な、なんと八木さん本人からメールが!!

 

簡単なメールだったけど、流石に嬉しくなってついつい受講しますと回答。

 

うーん、嫁になんて言おうか、、、

 

けど個人でこんなお金払ってセミナー行くのははじめて。それくらい自分の中では八木さんの存在が大きいってことだろう。

 

人事業界のトップクラスの人から直接指導を受けられるチャンスは滅多にないし、今回のセミナーの内容はセルフリーダーシップなので、学ぶことも多いと思う。

 

https://school.nikkei.co.jp/seminar/article.aspx?sid=P1801372

 

これが良かったら、次は田坂広志さんのセミナーとかも行ってみようかな。

 

 

 

 

信じる大事さ

今日は後輩の話。

 

まだ一年目だが、仕事はあんまできる方ではない。

仕事の抜けや納期遅れはしょっちゅう。さらに自分の誤りはあんま認められないタイプで、少し言い訳しがち。

だから上司はその後輩を信頼しておらず、仕事のチェックしてても、どこか間違ってる前提で、詰める。

 

まあ、たしかに間違いが多いので、そのアプローチもわからないでもない。

 

ただ、後輩からしたら、いつも疑われてる、信頼されてない、、、って感じだろう。

正直やる気を引き出す指導とは思えない。むしろやる気をなくさせてるだけではないか。

 

やる気ってどうやったら出るんだろう。

 

最近思う一つの解は「信じること」。そして、それを「伝えてあげること」。

お前はできる。ちょっとした仕事のやり方さえ覚えればまだまだ成長できる。そういうこと伝えられる上司ってほんと少ない。

 

できる人間には期待を言うけど、あんまできない人間にはその期待を絶対伝えない。期待してないから。

 

この前読んだ本でこんな研究が書いてあった。

幼児を集めて能力検査をすると伝える。(実際はしない)

その上で無作為に二つのグループに分けて、片方のグループの親にはこの子には才能がありますよと伝える。

もう片方には何も伝えない。

それで数年後その二つのグループの能力を調べると才能がありますよと伝えたグループの方が成績が良かった。

つまり期待されて育てられた方が成長するって結果だった。

 

それは子供に限った話ではないと思ってる。

社会人になっても期待されれば頑張ろうと思うし、その期待に応えようとする。

 

だから後輩を信じて指導をしようと思う今日この頃。

 

以下はミーティングで上司に怒られてた後輩に送ったメール。

 

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今回なぜミーティングでこういう結果になったか。一番の原因は、内容よりもやっぱりスケジュール管理。

 

仕事は一人で行うわけではないので、上司の承認も含めてスケジュール管理をしておく必要がある。


19日から呼び込みをするのであれば、それまでに案を固めて上司承認を得ておく必要がある。
今回は時間が少なかったため、難しかったと思うがそういう場合は、方向性だけでも事前に相談しておくと後がスムーズになる。


過去にも言ったことがあるかもしれないけど
基本的にスケジュールは逆算で考えないと。
その上で、それまでに何をすべきか細かく分けておくこと。
※今回であれば

〜中略〜


新しいことをしようとしたことは素晴らしいので後はやり方の問題 だけ。


私も若いころ(入社3年目くらい)に、 全社の人事評価のとりまとめを行っていて、 何の事前調整もせずに当時の取締役に報告に行ったときにえらく怒られたことがあります。
まあ、考えればわかっただろうし、上司にやり方をちゃんと聞けばよかったけど、 それを飛ばして勝手な思い込みでやってしまいました。


遅すぎますがその時にちゃんと仕事の段取りを踏まないといけない と覚えましたというか、知りました。。


自分の失敗談を話せばいくらでも出てきますが、 私はその失敗から学んでやっと人としてまともに仕事ができるようなりました。
そういう経験があるからこそ、 後輩くんに伝えられることもいっぱいあると思っています。


大事なことは、自分のいいところ、 悪いところをしっかりと認識すること。
人はだれでも自分の悪いところを認めるのが苦手です。
ただ、認めることができないと行動を変えることはできません。
行動を変えないと結果は変わりません。なので、 自分を正しく認識することが最初の一歩になります。


配属された時は前任者を超えろと言いましたが、 A君ががいなくなった後は頼れるのは後輩君しかいないので、 ぜひA君を超えてください。
(冗談ではなく、本気で言ってますからね)


ということで、これからも一緒に頑張っていきましょう!

 

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こんなメールで少しはやる気になってくれたらいいけど。。。

継続の難しさ

最近、忙しいというのは言い訳で、ブログを更新してなかった。

 

書く目的はインプットに偏りがちなので、アウトプットも強化したいから。それが自分の成長につながるはず。

 

ただ、どうも何かしらインセンティブがないと書く意欲がわかない。それもまた言い訳で、書くことが本当に自分のためになると思ってないのか、自分の成長を諦めてしまったのか。

 

最近は自分の限界が見えてきた感じがある。ちょっとした企画書を作って会社で通すのは簡単。ただ、それはたいしたレベルではなく、会社全体を動かすようなものは、自分の能力では全くできてない。

 

心の中ではいつも偉そうにして、周りを馬鹿にしてるけど、自分は口ほどに何もできてない。

そんな自分の愚かさや器の小ささに嫌気がさして、自分を諦めてる所があるんだろう。

 

それに輪をかけて、ふつうにしてたら、それなりの給料がもらえる状態がさらに悪い。かといって、その好条件を捨ててまで、外に出て行く勇気もない。

 

本当に情けない。いつからこんな人間になったんだろう。

 

タイトルとは全く関係ない愚痴になってしまった